Visa LINE Payクレジットカード
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Visa LINE Payクレジットカードは、LINEと三井住友カードが提携したクレジットカードです。
国内外のVISA加盟店での利用のほかに、LINEの決済サービス「LINE Pay」の支払いに使えます。
カード利用でLINEポイントが貯まり、LINEサービスの各種支払いに充当できます(送金は不可)。
ポイント還元率は通常1%のところ、2021年4月30日までポイント還元率3%にアップします。
LINE PayやLINEの有料サービスをよく利用している人に、メリットが大きいクレジットカードです。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
ブランドプリペイドカード「LINE Payカード」とは別物
LINEには、すでに「LINE Payカード」という、JCBブランドつきのプリペイドカードがあります。
いわゆる「国際ブランドつきのプリペイドカード」で、おさいふPontaやau PAY プリペイドカードと同じタイプです。
LINE PayカードとVisa LINE Payクレジットカードとの違いを、表にしてまとめてみました。
LINE Payカード | Visa LINE Payクレジットカード | |
---|---|---|
カードの種類 | JCBブランドのプリペイドカード | VISAブランドのクレジットカード |
バーチャルカード | あり ※オンライン専用 |
なし |
申込み資格 | 高校生以下も可 | 18歳以上(高校生を除く) |
国際ブランド/発行会社 | JCB/JCB | VISA/三井住友カード |
年会費 | 無料 | 初年度無料、翌年度以降は年1回以上の利用で無料 |
支払い方法 | 先払い 事前にチャージした金額のみ支払いに使える |
後払い 利用代金は翌月26日に、金融機関の口座から引き落とし |
支払い回数 | 1回払いのみ | 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い |
利用限度額 | 1日100万円 | 情報なし |
LINE Pay VISAクレジットカードは「事前チャージ不要」、「VISAは国内・海外のシェアNo.1の国際ブランドなので、どこでもカード払いできる」というメリットがあります。
利用にはLINE Payアカウントへのカード登録が必要
Visa LINE Payクレジットカードを利用する際は、LINE Payアカウントとの連携が必要不可欠です。
LINE Payアカウントに当カードを登録しないと、LINEポイント還元などの特典が利用できません。
- カード利用でLINEポイントが貯まる
- LINE Payの支払いに使える
- LINEポイントクラブのプラチナ達成の条件
- カード利用ごとにLINE通知が届く
カード利用でLINEポイント還元(通常1%)
Visa LINE Payクレジットカードの利用で、LINEポイントが貯まります。
LINEポイントはLINEサービスの利用で貯まるポイントで、1ポイント=1円の価値があります。
貯まったLINEポイントは、LINEスタンプや着せ替えの購入、LINE Pay・LINEモバイル・LINEショッピング・LINE STOREなどの支払いに充当できます。
Visa LINE Payクレジットカードの通常ポイント還元率は1%ですが、初年度やLINE Payでの利用では最大3%還元までアップします。
2021年4月30日までポイント3%還元
Visa LINE Payクレジットカードは、2021年4月30日までLINEポイントが3%還元になります。
通常ポイント1%還元 + 期間限定ポイント2%還元=LINEポイント3%還元
1年間の期間限定ですが、年会費が実質無料のクレジットカードでポイント3%還元は、かなりお得感があります。
LINEと関係のない、街のお店やネットショッピングでも実質3%OFFになると考えると、Visa LINE Payクレジットカードの利用価値は高いです。
LINE Payの支払いに使える(チャージ&ペイ)
LINE Pay(ラインペイ)は、LINEアプリで使えるコード決済サービスです(入会金・年会費は無料)。
LINE Payが使える加盟店は、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店などがあげられます。
(詳細:LINE Pay使えるお店ガイド – LINE Pay)
LINE Payの利用には、事前にコンビニや銀行口座などから、LINE Pay残高にチャージ(入金)が必要です。
今までLINE Payにクレジットカードの登録は可能でしたが、支払いに使えるのはオンライン決済のみで、コード決済には使えませんでした。
一方、Visa LINE Payクレジットカードの登場により、LINEアカウントに当カードを登録すると、事前のチャージ不要で、利用金額を後払いにできます。
そのため、ほかのスマホ決済サービスと同じように、残高不足の心配なく、支払いが可能です。
ラインペイの詳細や使い方は下記の記事を参考にどうぞ。
LINEポイントクラブのランクに応じて1〜3%還元
Visa LINE PayクレジットカードをLINE Payに登録して、LINE Payで支払うと、マイランクに応じて支払い額の1〜3%がポイント還元になります。
LINE Payが使えるお店がVISA加盟店なら、直接Visa LINE Payクレジットカードで支払った方が、2021年4月30日まで、いつでも3%ポイント還元になり、お得に使えます。
2020年5月から開始のLINEのメンバーシッププログラム「LINEポイントクラブ」では、過去6ヶ月のLINEポイント獲得数に応じてランクが変わります。
ランクに応じて、チャージ&ペイの還元率(1~3%)と、特典クーポンの枚数(1~10枚)が変動します。
最高ランクのプラチナになるには、Visa LINE Payクレジットカードが必要不可欠です。
- レギュラー
- 0~99ポイント/6ヶ月
- シルバー
- 100~499ポイント/6ヶ月
- ゴールド
- 500~4,999ポイント/6ヶ月
- プラチナ
- 5,000ポイント以上/6ヶ月 + LINEアカウントにVisa LINE Payクレジットカードを登録
2020年4月31日までは「マイカラープログラム」が適用されており、毎月のLINE Pay利用額に応じてランクが決定していました。
LINEポイントクラブは毎月の支払い金額でなく、6ヶ月間のLINEポイント獲得数でランクを判定するのが大きな違いです。
2021年4月30日までは、LINEポイント3%還元の特典があるため、高ランクも充分に狙えます。
送金に利用はできない
LINE Payは、LINEアプリ上でお金のやり取りができる「個人間送金」が使えることでも人気があります。
残念ながら、Visa LINE Payクレジットカードは、個人間送金のお金の支払い先には使えません。
これはLINE Payでは残高をセブン銀行ATMや銀行口座を経由して、現金が引き出せる(出金できる)ことが大きく関係しています。
「Visa LINE Payクレジットカードが送金に使えると、クレジットカードのショッピング枠の現金化に繋がるから」という理由が考えられます。
ちなみに、LINE Pay以外にも送金機能が使えるサービスは複数あります。
そのなかで、クレジットカードや出金の有無に関しては、以下の2種類に対応が分かれています。
- クレジットカードからチャージした分は、送金はできるが、出金はできない
- 送金や出金はできるが、クレジットカードは使えない
1はPayPay(ペイペイ)、Kyash(キャッシュ)、2はpring(プリン)、J-Coin Pay(ジェイコインペイ)が挙げられます。
LINE Payについては、銀行口座やコンビニでチャージしたLINE Pay残高は送金・出金に使えますが、Visa LINE Payクレジットカード利用分は使えません。
LINE Payの支払い先ごとの決済・送金サービスの有無について、表にすると以下のようになります。
コード決済 | オンライン決済 | 送金 | |
---|---|---|---|
LINE Pay残高(銀行口座・コンビニなどでチャージ) | ◯ | ◯ | ◯ |
LINE Pay VISA クレジットカード | ◯ | ◯ | ☓ |
その他クレジットカード | ☓ | ◯ | ☓ |
個人間送金を利用するときは、今まで通りチャージが必要になる点は注意してください。
Visaのタッチ決済が使える
Visa LINE Payクレジットカードでは、Visaのタッチ決済も利用できます。
Visaのタッチ決済対応のマークがあるVisa加盟店で、カードをカードリーダーにかざすだけで、支払いが完了します。
読み取り機にカードを挿入したり、スライドさせたりする手間がなく、SuicaやiDなどの電子マネーと同じ感覚で使えます。
店員さんにクレジットカードを渡さなくても済むため、スキミングやカード番号の悪用の心配がありません。
Visaのタッチ決済に対応している加盟店は、マクドナルドやローソン、TSUTAYAなどが挙げられます。
日本だけでなく、70以上の国と地域でも利用可能です。
支払いはクレジットカードと同じ、後払いです。
Visaのタッチ決済の利用代金は、後日、カード利用代金と一緒に、口座から引き落としになります。
Apple Payへの対応は情報なし
Apple Payとは、iPhone7以降、Apple watch Series2以降で使える、アップル社のおサイフケータイ機能です。
Visa LINE PayクレジットカードがApple Payに対応するかどうかは、公式情報が出ていません。
三井住友カードは提携カードを含めて、Apple Payに対応しているため、おそらくVisa Line PayクレジットカードもApple Payに登録可能だと思います。
iPhoneの標準アプリ「Wallet」に、Visa Line Payクレジットカードの情報を登録すれば、iPhoneやApple watchで電子マネーiD払いが使えます。
iDはNTTドコモが運営する電子マネーで、支払いはVisaタッチ決済と同じく後払いになります。
カード利用ごとにLINEで通知が来る
LINE Payを利用すると、LINEウォレットのアカウントから「決済が完了しました」と通知が届きます。
これはVisa LINE Payクレジットカードを利用したときも同じで、カード利用ごとに決済完了通知のメッセージが来ます。
クレジットカードを利用するデメリットとして「現金と違い、いくら使ったのか分かりにくく、使い過ぎの心配がある」が挙げられます。
一方で、LINE Pay VISAクレジットカードは、日時や金額、使ったお店がLINEアプリで確認できるので、リアルタイムでお金の管理がしやすいです。
また万が一、クレジットカードが不正利用されたときも、いち早く被害を発見できます。
カード利用ごとにメール通知が来るカードには、下記のクレジットカードもあります。
- エポスカード:カード利用通知サービス
- 楽天カード:カード利用お知らせメール
- オリコカード:お知らせメール
- au PAY カード:ご利用速報メール
ただし、通知サービスによく利用するメールアドレスを登録しても、毎日の大量DMに紛れて確認が遅くなる場合もあります。
LINEですぐに通知が来て、さっと確認できるのは、ほかのクレジットカードにはないメリットです。
年会費は初年度無料、年1回以上の利用で無料
年会費は初年度無料、翌年度以降は年1回以上のカード利用で無料です。
年間利用0回の場合は、年会費1,375円がかかります。
家族カード、ETCカードの発行も可能
Visa LINE Payクレジットカードは、追加カードとして、家族カードとETCカードを発行できます。
- 家族カード
- 1人目は無料、2人目以降は1枚440円
- ETCカード
- 年会費は初年度無料、翌年度以降は年1回以上の利用で無料(年0回は550円)
家族のカード利用や、有料道路料金の支払いでも、LINEポイントを貯められます。
いずれも紛失時などは、再発行手数料が1,100円かかります。
LINEを今以上に活用したい人に最適な1枚
LINE Pay VISAクレジットカードの利用が向いている人は、以下のとおりです。
- 事前のチャージ不要でLINE Payを利用したい
- LINEポイントを効率的に貯めて使いたい
- カード利用のたびに通知が届くサービスがあるクレジットカードを持ちたい
- Visaのタッチ決済で支払いたい
申込み資格は18歳以上(高校生を除く)なので、ふだんからLINEを活用している方なら、利用する価値は高いと思います。