JCBゴールドカードからJCBザ・クラス取得までの道のり

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JCBザ・クラス

JCBカードの最高峰となる「JCBザ・クラス」、クレジットカードを使っているなら一度は持ってみたいと思いませんか?

年会費は55,000円とプラチナカードと同等ですが、券面のデザインやJCBブランド最上位カードであることから「JCBのブラックカード」と言われることも多いのが、ザ・クラスの特徴です。

JCBザ・クラスは、JCBが提携するレストランの所定コース料理が実質半額になったり、毎年1回無料のカタログギフトを通じて1品のプレゼントが提供されるなど、コストパフォーマンスの高いクレジットカードです。

そしてなんといっても券面がクールでカッコイイです。

では、JCBのブラックカードはどうすれば取得できるのか。

一般カードからJCBザ・クラスまでの取得方法の道のりを辿ってみると、普通のサラリーマンでも十分狙えることに気づきます。

▼JCBザ・クラスに関する詳細はこちら▼

※金額・手数料表記はすべて税込です。

JCBザ・クラス取得までの道のりまとめ

JCB一般カードからザ・クラスまでの入手条件を順に追っていきたいと思います。

JCB一般カード

JCB一般カード

「JCBカード」と言えばこのクレジットカードを指すほど有名な一枚。

歴史のある「JCBオリジナルシリーズ」の流れの原点となるクレジットカードで、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー(スタバ、セブンイレブン、Amazonなど)」でポイント還元率がアップするといったメリットがあります。

この特典は意外と強力で、通常は0.5%程度のポイント還元率であるのに対し、Amazonで使うとポイント還元率が1.5%になるなど、隠れたお得感を感じられます。今回登場するカードはすべて「JCBオリジナルシリーズ」なので、どのカードを使っても共通で利用できる特典です。

もちろん、ポイント還元だけではありません。最高3,000万円の国内・海外旅行保険や最高100万円のショッピング保険がついているので、クレジットカードの基本スペックとしては十分な力を持っています。

JCB一般カードは「18歳以上で本人に安定収入があれば申し込めます。学生は収入なしでもOK、専業主婦は配偶者に安定収入があればOK(高校生は不可)」なので、審査の敷居も低く初めて持つクレジットカードとしてもおすすめです。

気になるのは年会費だと思いますが、本会員の年会費が1,375円(家族カードは440円)となります。ただし、「WEB明細の登録(無料)」と「年間50万円以上の利用」という2つの条件を満たすと年会費は無料となります。(初年度は条件なしで年会費無料です)

JCB一般カードの特典など詳細情報はこちら。
JCB一般カードは10年後に真の価値が出る、使い込むほど味が出るカード

ちなみに、29歳以下限定となりますが、年会費無料で使えるオリジナルシリーズ「JCB CARD EXTAGE」もあります。特典が充実しており、29歳以下の方には非常におすすめできるカードなので若い方はこのカードからスタートすることをおすすめします。

JCBゴールドカード

JCBゴールドカード

こちらもクレジットカード業界の中ではトップクラスの知名度を誇るゴールドカードです。

JCB一般カードとの大きな違いは3つ。

1つめは、旅行保険の補償額が最高5,000万円にアップし、より手厚い内容となっていることです。(旅行代金をJCBゴールドカードで支払った場合に限り、海外旅行保険の補償額は最高1億円にアップ)

また、ショッピング保険も合わせて年間500万円までの補償に拡大しています。例えば、高級家具などの高額商品を買うときに、JCBゴールドカードで支払いをしておくと、万が一のトラブルに関しても90日間はクレジットカードのショッピング保険が使えます。

2つめは、国内20箇所以上の空港ラウンジが使えることです。これはゴールドカードの中でも人気の特典です。羽田空港や成田空港、関西国際空港を中心に、カードを提示するだけで本来は入場が有料の空港ラウンジを無料で利用することが可能。

ラウンジ内では、高速Wi-Fiや雑誌類の提供、フリードリンクが飲めるといった環境が整っており、空港のロビーでフライトを待つよりも快適に過ごせます。私もよく活用している特典で、特に出張時に重宝します。

3つめの大きな目玉としては、ゴールドカード専用デスクが使えることです。意外と無視されがちなこの特典ですが、個人的には非常にメリットが大きいと感じています。

一般カードのサポートデスクに問い合わせをすると、混雑していることが多く、オペレーターと話すまでに10分以上待たされることが少なくありません。しかし、ゴールドカード会員専用デスクなら、長時間待たさせることもなく快適にサポートデスクに繋がります。

ゴールドカードの審査基準は「原則として20歳以上、本人に安定収入がある方」となります。社会人の方であれば特にハードルを気にすることなく、ゴールドカードは入手できます。

前述のJCB一般カードを使い続けることで、JCBゴールドカードへのインビテーション(アップグレード招待状)を受け取っても良いのですが、JCBゴールドカードからスタートした方がザ・クラスへの道のりは近くなると思います。

年会費を支払う余裕があれば、最初からJCBゴールドカードを持って実績を積むのも良い戦略です。

年会費は11,000円で、JCB一般カードと比較するとケタ違いに高いです。管理人の意見をいうとゴールドカードのコストパフォーマンスは決して高くはないと思うのですが、ここは将来JCBザ・クラスを取得するための投資と割り切るしかありません。

ちなみに、29歳以下の方が使える「JCB GOLD EXTAGE」もあります。こちらは年会費無料ではないのですが、格安の年会費(3,300円)でゴールドカードが持てるので、若い方にはおすすめです。(ただし、後述のJCBゴールド ザ・プレミアへのアップグレード条件の対象外なので注意が必要です

JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールドザ・プレミア

ここからは取得難易度が徐々に上がってきます。
なぜなら、JCBゴールド ザ・プレミアは直接申込ができず、インビテーション(JCBからの招待状)によってのみ取得することができる特別なカードだからです。また、カードデザインが非常にカッコイイので個人的にもおすすめです。

しかし、このカードを取得できればJCBザ・クラスへの道は一気に近くなります。ザ・クラスの一歩手前の段階です。

名前の通り、位置づけとしてはゴールドカードなのですが、前述のJCBゴールドカードにはなかった特典が追加されています。

JCBゴールド ザ・プレミアならではの「JCBプレミアムステイプラン」は、JCBが提携しているホテルや旅館に「優待プラン」で宿泊できる特典です。

その内容は施設によって様々なので一概には言えませんが、ホテルによっては料金が優待価格となることもありますし、旅館なら夕食の際に一品が無料で提供されることもあります。

また、通常の部屋の価格で予約をした場合でも、より広い部屋が空いていると同じ価格で優先的にグレードの高い部屋に案内してくれたりします。

ダイニング系サービスとなる「ダイニング30」は、提携レストランを予約することでコース料金が30%割引になる特典。こちらは純粋な割引サービスなので、活用するほど経済的なメリットがあります。

大切な記念日の利用やデートでの利用、ビジネス接待など、使えるシーンは豊富です。

その他、プライオリティパスの無料取得や、一部のカード会員しか入室できない「JCBラウンジ京都」の利用も可能です。

プライオリティパスを持っていると海外の空港ラウンジが無料で使えるようになります。海外の空港ラウンジは国内よりもサービスが充実している場所が多く、アルコールが飲み放題だったり、軽食もタダで食べれます。

年に数回、海外旅行に行く方であればプライオリティパスを無料で取得できるだけでも、年会費以上の価値を見いだせると思います。

JCBゴールド ザ・プレミアはインビテーションによってのみ取得できますが、実はアップグレードの条件は決まっているので、条件さえ満たせばすぐにでもザ・プレミアに招待してもらえます。

JCBゴールド ザ・プレミアへの招待条件

1.JCBオリジナルシリーズ(例えばJCBゴールドカード)を持っている

2.ショッピング利用金額が2年連続で100万円以上の方

3.MyJCBにEメールアドレスを登録している

※JCBオリジナルシリーズの中でも、JCB GOLD EXTAGEや法人カードなど対象外のものが多いです。最も代表的な対象カードはやはり「JCBゴールドカード」なので、JCBゴールドカードで上記の条件クリアを目指すことをおすすめします。

JCBゴールドザ・プレミアの年会費は16,500円です。通常のJCBゴールドカードよりも5,000円アップしています。JCBとしては、差額の5,000円が「JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費」になるとのこと。

ただ、これだけの特典が追加されて+5,000円と考えると個人的には通常のゴールドカードよりもコストパフォーマンスは上がっていると感じます。あくまでも管理人の意見ですが、JCBゴールドカードを取得したら、一刻も早くJCBゴールド ザ・プレミアにアップグレードした方がいいと思います。

また、年間100万円以上のカード利用があるとサービス年会費の5,000円が無料となるので、条件を満たせば通常のJCBゴールドカードと同じ年会費でザ・プレミアを使い続けることができます。

ポイント還元率のような目に見えるお得感はありませんが、「JCBプレミアムステイプラン」や「ダイニング30」と言ったVIP系の特典は、使ってはじめてその価値がわかる上質なサービスです。

実際に使ってみると、通常の部屋の料金でスイートルームに宿泊できるなど、ホテル側が積極的な部屋のアップグレードをしてくれるようになります。

JCBザ・クラス

JCBザ・クラス

JCBゴールド ザ・プレミアの上が、最上位となる「JCBザ・クラス」です。

取得条件は諸説あり、ブラックカードの七不思議でも紹介しているとおり「年収1,000万円が必要」だとか「年齢40歳以上」とか「勤続年数10年以上」といった様々な条件が噂されています。(これはかなり古い条件です)

しかし、あくまでも正式な取得条件は謎に包まれており、「JCBカードからのインビテーションを受け取った方」となるので、実際の取得条件は上記のものよりもかなり緩いと思います。

実際、JCBザ・クラスを保有している方を探してみると、上記の条件に当てはまらない人が多いのも事実です。

これは個人的な予想にもなりますが、先ほど紹介したJCBゴールド ザ・プレミアの「年間100万円以上の決済」を数年間続けるというのが一つの条件になると思います。

なぜなら、基本的に年収や勤続年数は定期的にチェックされるものではないですし、年収に関しては収入証明書を出すわけではないので、本当か嘘かはJCB側からするとわからないからです。

しかし、「年間の支払金額が多く支払いに遅延がない人」というのは上顧客であるという確実な証拠になります。お金を持っていてカードをまったく使わない人よりも、お金を持っていなくてもカードをたくさん使ってくれる人に上位カードを持ってもらいたいと思うのは自然なことですよね。

そう考えると、「年間100万円またはそれ以上の決済」を継続的に続けることが、JCBザ・クラスに招待される大きな条件になるのではないかと思えてくるのです。

ちなみに、JCBザ・クラスになると年会費が55,000円に跳ね上がりますが、コンシェルジュデスクが使えるなど、JCBザ・クラスだけの特典も豊富なので、目指す価値は十分にあると思います。

良いサービスを受けられるのであれば、年会費55,000円は払ってもいいと思えるようになった時、その時がインビテーションを受け取るにふさわしいタイミングと言えるのではないでしょうか。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「ブラックカードの七不思議」の初代管理人です。プラチナカードを何枚か保有しているものの、実は年会費の値上げにおびえています。いつかはブラックカードを手に入れたいと思っており、クレヒスを高める毎日です。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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