三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
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個人事業主と法人代表者がだけが持てる三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは、三井住友ビジネスカードのなかでも最高位となるクレジットカードです。
経営者だけが持てるプラチナカードというだけでも、プレミアム感は十分ありますが、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの最大の強みは「個人名・屋号名のどちらでも引き落とし口座に設定できること」です。
個人事業主の場合、ビジネスカードでも個人向けのクレジットカードでもどちらでも使えます。(法人の場合はビジネスカードしか使えません)
しかし、個人向けのクレジットカードを使う場合、屋号名口座での引き落としには対応してくれません。その点、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersであれば、屋号名でも個人名でもどちらの口座からでも引き落としの設定ができるメリットがあります。
もちろん、プラチナカードの年会費は経費で落とせるので、節税にもつながります。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
利用金額に応じてVJAギフト券を進呈
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersでは、クレジットカードの利用金額に応じて年2回、VJAギフト券を進呈しています。
クレジットカードの利用金額が多い人は、年間で最大6万円分のギフト券を手に入れることが可能です。
・6ヶ月間のクレジットカード利用金額の0.5%相当をギフト券で還元
・1回あたりの上限金額は最大3万円
・6ヶ月で合計600万円のカード決済があるとVJAギフト券3万円に到達する
・獲得チャンスは年2回
・1年間で合計1,200万円のカード決済があると最大でVJAギフト券6万円の獲得が可能
売上や仕入れの大きいビジネスを展開している人であれば、この特典だけで年会費以上のメリットが得られます。
ビジネスカードの年会費は経費で落とすことができますが、それに加えてギフト券の獲得でも年会費以上のメリットが見いだせる、これが三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの大きな特徴です。
この特典はプラチナカードならではのサービスとなります。
ポイント還元も受けられる
VJAギフト券の進呈とは別に、三井住友カードが展開しているポイントプログラム「Vポイント」も利用できます。
この特典は、同じくクレジットカードの利用金額に対して0.5%のポイントが貯まる仕組みです。
ポイントには4年間の有効期限が設けられていますが、VJAギフト券とは違い1年間の獲得ポイントに上限は定められていません。
つまり、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersでは
- 利用金額に対して0.5%のギフト券(上限あり)
- 利用金額に対して0.5%のポイント(上限なし)
がダブルで貯まるメリットがあります。
前述の通り、年間1,200万円のカード決済があればギフト券6万円+ポイント6万円相当で、合計12万円相当のお得になります。
ビジネスカードの場合、個人事業主の方でも経費の支払いによって年間300万円程度は使っていると思います。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersを年間300万円使った場合、ギフト券とポイントで合計3万円相当の還元となります。
貯めたポイントは、1ポイント=1円相当として、キャッシュバックチャージや他社ポイントへの移行、カタログギフトとの交換に使えます。
1億円の旅行保険を付帯
出張中に万が一のトラブルが起こっても、医療費はクレジットカードの保険によって支払われます。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersでは、最高1億円の国内・海外旅行保険が付帯しています。
私の友人は海外旅行に行くことが多いのですが、海外で風邪をひいてしまって医者に行っても、クレジットカードの保険によって一度も治療費を負担したことがないそうです。
無料で24時間対応の秘書サービスが受けられる
プラチナカードならではの特典として「プラチナ・コンシェルジュサービス」が用意されています。
これは、24時間365日いつでも電話1本でコンシェルジュ(秘書)につながり、ホテルや飲食店の予約、旅行の手配を行ってくれるサービスです。
通常のクレジットカードのサポートデスクと大きく異なるのは、コンシェルジュサービスはあらゆる要望に柔軟に対応してくれることです。
もちろん、受けられない要望もたくさんありますが、「主張先でおすすめのレストランを教えて」というような気軽な質問にも答えてくれます。
また、プラチナ・コンシェルジュサービスを経由してホテルやレストランの予約をすると、飲食代が割引となったり、ホテルの部屋が無料アップグレードされたりします。
秘書サービスは無料で使えます。何度使っても一切お金はかからないので、積極的な活用をおすすめします。
三井住友ビジネスプラチナカードとの比較
三井住友のビジネスプラチナカードには、
- 三井住友ビジネスプラチナカード
- 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
の2種類があります。
両者の違いは大きく4つあります。
1つめは、個人事業主が持てるかどうかの違いです。「三井住友ビジネスプラチナカード」は法人専用カードとなっているため、個人事業主は持てません。
法人であれば従業員に発行することも可能です。
「for Owners」は個人事業主・法人代表者だけが対象となっており、「従業員」には発行できません。
2つめは、個人事業主が持てるカードということで冒頭でも述べた通り、個人向け口座・屋号名口座のどちらでも引落しに設定できるというメリットです。
屋号名口座からの引き落としを可能としているクレジットカードは意外と少ないので、これは三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの隠れたメリットと言えます。
そして3つめは「電子マネーの利用可否」です。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは、Apple Payに対応しているため、経費の支払いがスムーズに行えます。
まとめると以下のようになります。
三井住友 ビジネスプラチナカード |
三井住友 ビジネスプラチナカード for Owners |
|
---|---|---|
個人事業主 | ✕ | ◯ |
法人経営者 | ◯ | ◯ |
法人(従業員含む) | ◯ | ✕ |
電子マネー | ✕ | ◯ |
引き落とし口座 | 法人口座 | 法人口座 個人口座 屋号口座 |
ポイント有効期限 | 2年 | 4年 |
上記を比較すると、「個人事業主または、個人会社や小規模企業の場合は三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」の方がメリットが大きいと思います。
ある程度従業員がいて、社員にもカードを配布したい場合は、従業員向けカードが発行できる通常のビジネスカードがおすすめです。
年会費と申し込み資格
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの申し込み資格は「満30歳以上の個人事業主、法人代表者の方」です。
30歳以上の方であれば、プラチナカードの審査に通る可能性があります。
20代の経営者は「三井住友ビジネスゴールドカード for Owners」を持っておくことで、クレジットカードヒストリー(信用度)を高めることができます。
事前にゴールドカードを持ち実績を作っておくことで、30歳になったタイミングでプラチナカードを取得しやすくなる効果があります。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの年会費は55,000円です。
通常のクレジットカードから考えると高額ですが、アメックスプラチナカードは年会費が130,000円を超えているため、プラチナカードのなかでは比較的リーズナブルな金額に設定されています。
プラチナカードには前述の通り、
- 毎年1つのプレゼント
- 利用金額に応じて年2回のVJAギフト券プレゼント
- プラチナグルメクーポンによる飲食代の割引
といった特典が数多く用意されています。
これらの特典から得られるメリットを考えると、年会費55,000円の元は十分に取れると思います。