なぜ楽天カードの審査に落ちたのか?その理由と対策を考える
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会員数は2,000万人を突破し、国民の6人に1人が持っているといわれる楽天カード。
年会費無料で使えるクレジットカードの代表格として、初めての一枚としてもおすすめです。
しかし、ネットの口コミを見ると「楽天カードの審査に落ちた」という意見をチラホラ見かけます。
年会費無料で使え、2,000万人もの人が持っているのに、なぜ自分は楽天カードの審査に落ちたのか?
今回は、楽天カードの審査に落ちる理由について、考えてみたいと思います。
ちなみに初代管理人(川原)も、現在は楽天カードを保有していますが、1回目の申し込みで審査に落ちた経験があります。
あわせて読みたい:
なぜ?あなたがクレジットカードの審査に落ちる6つの理由とその解決法
楽天カードの申し込み条件を確認
まずは楽天カードが公式発表している、申し込み条件を確認します。
楽天カードの申込条件は、下記のとおりです。
- 楽天会員
- 満18歳以上の方(高校生は除く)
- 主婦、アルバイト、パート、学生も可
楽天カードの申し込みページを見ても、申込み対象者に関する情報がありません。
よくある質問には「主婦・パート・アルバイトの方でも、カードはお申し込みいただけます」と明記しています。
つまり、高校生を除く18歳以上の楽天会員なら、どなたでも申し込めます。
楽天グループの利用履歴が審査に影響する
楽天カードを申し込む際は、楽天会員への登録(楽天ユーザーIDとパスワード)が必要です。
楽天カード独自の特徴として「楽天グループの利用履歴が、クレジットカードの審査に影響を及ぼす」点があります。
これは以前、楽天カード代表取締役社長の穂坂雅之氏が、インタビューで答えていた話です。
審査には楽天グループ内にたまっている、外部データにはない情報ソースを用いて、他社にはないような審査基準を作り上げました。
これによって、審査による機会ロスもリスクも小さくできますし、通常のデータからは収入が見えにくい人でも可処分所得が把握できて、実質的な購買力が見えてきます。
引用:楽天カードが他社の倍以上も急成長している理由(ダイヤモンド・オンライン )
「外部データにはない情報ソース」「実質的な購買力が見えてくる」のキーワードからも、楽天グループでの利用履歴が審査に影響するのは間違いなさそうです。
けれども、楽天市場での購入履歴が、具体的にどのように審査で使われるかはわかりません。
クレジットカードの審査基準は非公開だからです。
実際、楽天カードに「楽天会員の登録が必要な理由を教えてほしい」「楽天グループの利用履歴が、楽天カードの審査に影響することはあるのか?」と問い合わせた経験があります。
そのときは「運営上、登録が必要」「審査基準に関わる質問は、いっさい答えられない」との回答でした。
あくまでも推測ですが、楽天会員の利用履歴を審査基準の一つとして、
- 楽天カード発行後に、カードを利用する可能性が高い/低い
- 優良顧客の見込みがある/延滞などのトラブルを起こすリスクがある
を判断しているのではないか?と思います。
- 楽天市場でよく買い物をしている:審査で有利
- 支払いに楽天カードを使う可能性が高い。優良顧客の獲得チャンスになる。
- 楽天市場の利用経験が一度もない
- 今後も楽天グループや楽天カードを利用するかの判断がつきにくい。
- 過去に購入商品のキャンセルなどを何度も繰り返している:審査で不利
- カードを発行すると、支払い延滞などのトラブルを起こす可能性がある。
と考えるのが、妥当なところでしょうか。
つまり、楽天グループのお得意さまになると、楽天カードの審査に通りやすいと考えられます。
過去に思い当たることがなかったか、確認してみてください。
初代管理人の体験談です。
楽天カードに初めて申し込んだときは、楽天市場で一度も買い物をしたことがなく、結果、審査に落ちました。
2度目で審査を通過したときは、申込み前に楽天で何度か買い物をしていました。
楽天市場の利用経験の有無が、審査通過の理由になったかは不明ですが、なにかの参考になれば幸いです。
楽天では、楽天ポイントの獲得ポイント数や回数に応じた、楽天会員ランクを設定しています。
審査通過に不安な方は、上位ランクのダイヤモンドやプラチナになってから申し込む方法もあります。
審査が早い理由は機械で審査を自動化しているから
楽天カードは、申込みから審査結果が出るまでが早いと評判です。
最速で数分、遅くとも1日以内には、楽天カードから審査結果の連絡がきます。
楽天カードでは効率化を目的に、機械で審査を自動化しています。
そのため、申込みは24時間対応で、夜中に楽天カードを申し込んでも、すぐに審査結果がわかります。
最近、現サイト管理人(昼時)がJ-WESTカードを申し込んだところ、審査結果が出るまでに1週間かかりました……。
楽天カードを申し込んだときは、数時間で審査完了になったので、そのスピーディーさにあらためて感心しました。
ちなみに、審査に時間がかかるのは、機械での手動審査に通らず、担当者(人間)が審査をした場合です。
- 収入が低い・不安定な仕事をしている(例:アルバイトや自由業)
- 申込者が30~40代以上で、過去にクレジットカードやローンなどの利用履歴がない
- 過去に支払い延滞などをした経験があり、クレジットヒストリー(信用情報)に傷がある
ほかにも「8,000ポイントプレゼント!」のような、通常よりもお得なキャンペーンを実施している期間は、申込者が殺到するので時間がかかる傾向にあります。
クレジットカードの発行には、申込者の「信用力」や「返済能力」が求められます。
それらが低い方は、どうしても審査通過が難しくなります。
カードブランド変更で審査に通る可能性は?
クレジットカードによっては、選ぶカードブランドごとに、審査の難易度が変わる場合があります。
たとえば、リクルートカードの場合、VISAとMastercardは三菱UFJニコス、JCBはJCBと、カードブランドによって担当するカード会社が違います。
そのため、VISA・MastercardとJCBでは、審査基準が異なるため、通過の難易度にも差が出ます。
楽天カードでは、VISA・Mastercard・JCB・American Expressから、自分が好きなカードブランドに申し込めます。
初代管理人は、最初にJCBで申込み審査に落ちました。
2度目はMastercardに申し込み、審査に通りました。
カードブランドの違いが、どれだけ審査通過に影響を与えるかはわかりません。
それでも一度審査に落ちてしまった人は、前とは別のカードブランドに変更してから申し込むのもありだと思います。
また、ACマスターカードのように、独自の審査基準を設けているカードを選ぶのもひとつの方法です。
楽天カードの審査通過の攻略法を考える
楽天カードはクレジットカードのなかでも、ポイント還元率が高く、年会費は永久無料で、人気の1枚です。
もし今回の審査に落ちてしまっても、あきらめずに再チャレンジしたいところです。
審査の不安要素を減らすことが、楽天カードの審査通過には必要不可欠です。
- 楽天グループの利用実績を積む
- お得なキャンペーン時期に申し込む
- カードブランドを変更する
一度、カードの審査に落ちたら、次の申込みまで半年ほど期間をあけることをおすすめします。
個人信用情報では、クレジットカードの申込み情報を6ヵ月間記録しています。
「審査に落ちた」という記録が消えてから申し込んだほうが、審査の通過率が上がります。
1件のコメント
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