nanacoと7Pay(セブンペイ)はどっちが使えない?対応スマホやチャージ方法・ポイント還元の違いを比較

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nanaco 7pay

セブン&アイグループのキャッシュレス決済には、電子マネー「nanaco(ナナコ)」スマホ決済サービス「7Pay(セブンペイ)」があります。

nanacoと7Payは、併用できません。支払い時に残高不足だったら、すぐにチャージするか、残りを現金で出す必要があります。

電子マネーnanacoには、スマホでnanaco払いができる「モバイルnanaco」や「Google Pay」があります。

すでにそちらを利用中だと、わざわざ7Payに移行するメリットを感じにくいです。

7Payのサービス開始当初は、セブンイレブンでしか使えません。そのため「利用する価値はあるのか?」という疑問も出てきます。

今回は違いを比較して、ナナコからセブンペイに移行するメリットを、考えてみたいと思います。

利用開始までの手続き

nanacoカード
セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、nanacoカード入会受付店で、すぐに発行できます。
申込書に必要事項を記入して、発行手数料300円を支払うと、nanacoカードが手に入ります。
nanacoモバイル
nanacoアプリをダウンロードして、新規入会登録をします。発行手数料・年会費は無料です。
7Pay
セブンイレブンアプリをダウンロードして、7iDに会員登録すると利用できます。nanacoモバイルと同じく、発行手数料・年会費は無料です。

nanacoカードは、発行手数料が有料ですが、無料で手に入れる方法もあります。

その方法は、下記記事の「発行手数料無料でnanacoを手に入れる方法」で紹介しています。よろしければご参考にしてください。

利用開始の費用面は、それぞれ差がありません。

利用可能なスマホ・ガラケー

スマホ決済サービス

nanaco
おサイフケータイ搭載のAndroid・ガラケーのみ
7Pay
iPhone・Androidどちらにも対応

モバイルnanaco:おサイフケータイ対応機種のみ

スマホで支払い

nanacoは、さまざまな形で電子マネーが利用できます。

カード型
nanacoカード、nanaco一体型クレジットカード、セブン銀行 デビットつきキャッシュカード
モバイル型
モバイルnanaco、Google Pay(グーグルペイ)
キーホルダー型
スピードパスプラスnanaco、ANA QUICPay + nanaco

nanaco払いをスマホでする場合は、モバイルnanacoGoogle Payを利用します。

モバイルnanaco Google Pay

いずれもおサイフケータイ対応機種での「かざして支払い」になるため、iPhoneや格安スマホでは使えません。

おサイフケータイ非対応のスマホに機種変更すると、nanacoモバイルが使えません。古い機種で、残高を使い切る必要があります。

nanacoモバイルとnanacoカードは、まったく別のnanacoになります。残高の引き継ぎはできません。

(nanacoモバイル対応機種は、対応機種一覧で確認をお願いします。)

7Pay:対応機種ならどれでも可

QRコード決済

7Payは対応機種なら、iPhoneや、おサイフケータイ非搭載のAndroidスマホでも利用できます。

セブンイレブンアプリが使える機種ならば、機種変更後も問題なく使えます。

ただし、ガラケーには非対応です。

7Payは電池切れや圏外になると使えない

電池切れ 圏外

7Payを含むコード決済タイプは、

  • 電池切れでアプリ自体が立ち上がらない
  • 圏外(オフライン状態)で通信ができない

という状態になると、支払いができません。

以前、ソフトバンクで全国規模の通信障害が起こった際は、QRコード決済も利用不可になりました。

PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」の初日は、アクセスが集中し、決済できない事態になりました。

充電切れが起きやすかったり、通信(ネット接続)が不安定だったりするスマホの方は、肝心の支払い時に使えない可能性が高いです。

一方おサイフケータイは、スマホの電池残量が少しでもあれば、支払いできます。

完全に充電切れになると使えないのは、コード決済サービスと同じです。

おサイフケータイは、電波がなくても基本的な機能が使えます。

SIMカードを抜いて、Wi-Fiに接続していないスマホでも支払えます。

ネット経由で電子マネーをチャージするには、安定した通信環境が必要です。Wi-Fiサービスなどを利用します。

年齢制限はどちらもなし

スマホを持つ高校生

nanaco、7Payともに、年齢制限はありません

未成年者は、親権者の同意が必要です。

ただし、nanacoモバイルは入会条件が16歳以上のため、小中学生はスマホでnanaco払いができません。

nanacoポイントの還元率に違いなし

nanacoポイント

nanaco・7Payともに200円ごとに1nanacoポイントが貯まります。

2019年6月までは、セブン&アイグループのお店でnanaco払いをすると、100円ごとに1ポイントの付与でした。

お買い物系の電子マネーは、どれも200円ごとに1ポイントが基本です。

100円単位でポイントが貯まる電子マネーnanacoは、お得度の高さが魅力でした。

7Pay開始の7月以降は、ほかのnanaco加盟店(例:マクドナルド、ミスタードーナツ、ビックカメラなど)と同じ、200円ごとに1ポイントになります。

セブンマイルプログラムでポイント還元率1%を維持する

セブンマイルプログラム

ただし、セブンマイルプログラムと併用で、ポイント還元率を実質的に1%に回復できます

2019年9月から、セブン&アイグループの対象店舗にて、支払い時にセブンイレブンアプリのバーコードを提示すると、200円ごとに1マイルが貯まります。

実店舗
セブンイレブン、イトーヨーカドー、西武・そごう、アカチャンホンポ、ロフト
ネット
オムニ7

1マイルは1nanacoポイントと交換可能(交換単位は50マイル)です。

「200円ごとに2nanacoポイント付与」と考えると、ポイント還元率1%となります。

セブンイレブンアプリを利用していないナナコユーザーが、ポイント還元率を1%にするには、アプリのダウンロードと、7iDの会員登録が必要になります。

7Payは公共料金・税金の支払いに使えない

公共料金

7Payはリリース当初、セブンイレブンでしか使えません。

利用金額に応じたnanacoポイント付与は、ナナコ・セブンペイともに「200円ごとに1ポイント」です。

セブンイレブンの対象商品を購入で、nanacoボーナスポイント付与に関しても、どちらも対象になります。

ただし、7Payで支払えないものが一部あります。

  • 公共料金・税金などの収納代行
  • マルチコピー機の料金

これは、ほかのコード決済サービスも同じです。

そのため、電子マネーnanacoのように、クレジットカードでチャージをして、カードの決済ポイントを得て、実質値引きにするテクニックが使えません。

チャージ方法はnanacoの方が多い

nanacoと7Pay、どちらもプリペイド型の決済サービスです。

事前にチャージ(入金)した金額を支払いに使うため、使い過ぎを防止できます。

いずれも現金、クレジットカード、nanacoポイントからチャージが可能です。

コード決済で多い、クレジットカード利用が前提ではありません。現金派も使いやすいです。

ナナコとセブンペイのチャージ手段は、以下のとおりです。

nanaco 7Pay
現金 レジ、セブン銀行ATM、nanacoチャージ機、ポケットチェンジ端末 レジ、セブン銀行ATM
クレジットカード オートチャージ、nanaco会員メニュー セブンイレブンアプリ
nanacoポイント レジ、nanacoモバイル セブンイレブンアプリ
nanacoギフト nanaco会員メニュー 情報なし

7Payでは、残金が設定金額以下になったら、自動的に一定金額をチャージする「オートチャージ」が使えるかは不明です。情報が入り次第、追記します。

クレジットカードからチャージで最大ポイント3重取り

クレジットカードでポイント獲得

最もお得なチャージ方法は、クレジットカード利用です。

チャージ金額に応じて、クレジットカードのポイントが貯まるため、現金チャージよりもお得になります。

nanacoチャージで、ポイントが貯まるクレジットカードは、以下の3枚が人気です。

  • リクルートカード(還元率1.2%)
  • Yahoo! JAPANカード(還元率0.5%)
  • セブンカード・プラス(還元率0.5%)

たとえば、セブンカード・プラスからチャージをして、セブンイレブンで利用すると、最終的にnanacoポイントの3重取りができます。

セブンカード・プラスからチャージする:200円ごとに1nanacoポイント
セブンイレブンアプリの提示:200円ごとに1マイル
nanacoまたは7Payで支払う:200円ごとに1nanacoポイント
——————————
合計:200円ごとに3nanacoポイント(ポイント還元率1.5%)

セブンイレブンの買い物にセブンカード・プラスを利用したら、200円ごとに2nanacoポイントが貯まります。

nanacoや7Payへのチャージが面倒くさいなら、直接カード払いすると残高不足の心配もありません。

セブン&アイグループ以外では、200円ごとに1nanacoポイントになります。

nanacoや7Payが使えるお店では、「クレジットチャージ+nanacoまたは7Pay払い」で、ポイント還元率をアップさせます。

セブンカード・プラスのお得な活用法は、下記記事でくわしくまとめています。

後払いはnanaco(QUICPay)のみ使える

nanaco(クイックペイ)

nanacoカードでは、後払い電子マネーQUICPay(クイックペイ)の機能をつけられます。

QUICPay(nanaco)対応のクレジットカードを、nanacoカードに紐付けると、1枚でnanaco・QUICPay両方が使えます。

QUICPayが使えるお店で、会計時に「QUICPayで」と伝えて、読み取り端末にnanacoカードをかざすと、QUICPay払いになります。

利用料金は、紐付けたクレジットカード宛に請求になります。後日、まとめて口座から引き落とされます。

QUICPay(nanaco)に対応のカード会社と、主なクレジットカードは以下になります。

セブンカード
セブンカード・プラス(還元率0.5%)
JCBカード
JCB CARD W、JCB一般カード(還元率0.5%)
セディナカード
セディナカードクラシック(還元率0.5%)

nanacoチャージ用とQUICPay支払い用で、別々のクレジットカードを紐付けもできます。

7Payは、クレジットカードの登録はできますが、後払いには使えません。

セブンイレブンで使えるコード決済サービスには、PayPay(ペイペイ)やLINE Pay(ラインペイ)もあります。

ペイペイは、クレジットカードとの紐付けで後払いも可能です。残高不足を気にせず使いたい人に向いています。

7Payはセブンイレブン利用者に最適な決済サービスに

管理人はこう思う

すでにnanacoカードや、モバイルnanacoを利用している人が、7Payへ移行する最大のメリットはレジの支払いがスムーズになる点です。

セブンイレブンの買い物でnanaco払いをするとき、ポイント還元率1%を維持するための手間は、かなり増えました。

  1. nanacoカードとスマホを取り出す
  2. セブンイレブンアプリを起動してバーコードを表示
  3. バーコードをスキャナーで読み取ってもらう
  4. nanacoカードを読み取り端末に置き、支払う
  5. 商品を持ち、nanacoカードとスマホをしまう

この面倒さは、現金やPayPay、LINE Payなど、そのほかの支払い方法にもあてはまります。

セブンペイになると、支払いとセブンマイル付与が、スマホひとつで完了します。

  1. スマホを取り出す
  2. セブンイレブンアプリを起動してバーコードを表示
  3. バーコードをスキャナーで読み取ってもらう
  4. 商品を持ち、スマホをしまう

セブンイレブンアプリでは7Pay決済だけでなく、アプリ限定の割引クーポンなどをたびたび配信しています。

nanacoモバイルでは、そのような店舗限定のお得なクーポン配布はありません。

nanacoのみ支払える商品や料金には、引き続きナナコを利用する必要がありますが、基本的にはセブンペイで充分です。

セブンイレブン以外の、セブン&アイグループの店舗については、特典などの情報が出ていない状態です。

とりあえず、セブンイレブンでnanaco払いをしていた人は、7Payに移行する価値はあるといえます。

コンビニでのお得な支払い方法

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
利用経験のある電子マネー、コード決済サービスは数十件以上。「たくさんあって何を選んでいいか分からない」というお悩みに答えるべく、キャッシュレス決済の上手な使い方を日々実践中。推しはSuicaとPayPayです。

より良い情報をお届けするため、昼時かをる がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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