便利すぎるリボ払いの落とし穴!貯まるお金も貯まらない利息の怖さ

お得な活用術

リボ払いの落とし穴

クレジットカードは、現金を持っていなくてもカード一枚でスマートに買い物ができる便利なアイテムです。
カードの利用金額に応じてポイントが貯まるクレジットカードもたくさんあるので、あらゆる支払いをカードで済ませることで、お得に利用するのは、賢い消費者が皆やっていることです。

クレジットカードには大きく2つの支払い方法があります。

  • 一括払い
  • 分割払い

たいていは使ったお金を翌月一括で引き落とされる「一括払い」で利用しますが、支払う余裕がない場合や、比較的大きな買い物をする時は「分割払い」を使います。

日常的に利用しやすいリボ払い

「分割払い」にはさらに2種類があります。

  • ローン
  • リボ払い

ローンは、「3回払い、12回払い」といった回数を指定して支払う分割方法です。
家電製品や高額な買い物をする時に、ローンを利用する人は多いです。

そしてリボ払いは「回数を指定せずに毎月の支払額を一定金額にする」支払い方法です。
毎月のリボ金額を5,000円に設定していた場合、クレジットカードで3万円の商品をリボで買うと、5,000円×6ヶ月かけて分割払いすることになります。

小さな金額でも日常的に利用できることや、支払う金額を少なくできるメリットがあるので、リボ払い専用カードも少なくありません。

分割払いする人はお金が貯まらない

クレジットカードのポイント還元特典や、クーポンの利用で賢くカードを活用している人がいる一方、なかなかお金が貯まらない人もいるようです。

ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんは、「お金が貯まらない人はクレジットカードを分割払いにしている人が多かった」と語ります。

では、なぜ分割払いにするとお金が貯まりにくいのでしょうか?

リボ払いの甘い罠

一見便利なリボ払いには、3つの注意点があります。
これらのデメリットを知った上で利用しなければ、カード会社の甘い罠に陥ってしまいかねません。

金利(利息)がかかる

クレジットカードを一括払いした場合、金利負担はないので利息は一切取られません。
しかし、リボ払いやローンなどの分割払いを利用した場合、必ず利息が発生します。
わかりやすく言うと「分割手数料」がかかるのです。

特にリボ払いは小額の買い物でも長期間の分割払いになりがちです。
先ほどの3万円の買い物に対し、毎月のリボ設定金額を5,000円にしていると、6回にも分けて支払うこととなり、6ヶ月間継続的に利息が発生します。

これは私たち消費者にとって大変不利なものです。
小さな利息も長期に渡れば大きな山となります。

また、一般的にリボ払いの金利(リボ手数料)は高い傾向にあります。
実質年利約15%程度に設定しているカード会社がほとんどなので、継続的にリボ払いを続けていると、「あらゆる商品を15%高で買っているのと同じ状況」になってしまいます。

一部のカード会社では、リボ払いは2回まで手数料無料としているので、リボ手数料が発生しないシーンでは、積極的に活用しても問題はありません。

ポイント還元率が高い

リボ払いをするとポイントが貯まりやすくなります。
通常のクレジットカードでも、リボ払いを使った場合はポイントが2倍になったり、リボ専用クレジットカードなら、年会費無料でいつでもポイント2倍など、還元率が大変良いのです。

しかしこれはもちろん、カード会社の甘い罠なので注意が必要です。

どれだけポイント還元率が高くても、実質年利15%のリボ手数料の方がよほど高いので、高い手数料に対して、すずめの涙ほどのポイントを還元しているのが現実です。

カード会社はリボを大プッシュ

そして最後の注意点は、カード会社はリボ払いを積極的に勧めてくることです。
クレジットカードの請求書の中には、毎月のようにリボ払いによるキャンペーンや、ポイント倍増といった特典を付加し、勧めているように思います。

カード会社が勧めてくることで、その内容をよく理解しないままリボ払いを利用することがないように注意しましょう。

まとめ

このように、リボ払いには様々な注意点やデメリットが存在します。
しかし一方で、毎月定額でカードの支払いを済ませられることは、私たち消費者にとって支払いの負担を軽減できるので、大変魅力的でもあります。

リボ払いはうまく利用することで、大きなメリットにもなりうるということです。
どうしても欲しい商品がある、しかし翌月に払う余裕がない。。。
といった場合は、払える金額を計算した上で毎月のリボ金額を設定し、必要以上に支払期間が長くなり過ぎないよう注意しながら利用することをおすすめします。

リボ払いカードのリボ機能を回避する方法

クレジットカードの中には「リボ専用カード」というものがあります。
これは、クレジットカードを使って商品を購入すると、自動的にリボ払いになるカードです。

代表的なリボ専用カードは「JCB EIT」や「三井住友カード エブリプラス」です。
これらのカードは、自動的にリボになってしまうデメリットがありますが、リボ専用カードはメリットも大きいです。

  • 年会費無料である
  • ポイント還元率が高い
  • 旅行保険なども手厚い

通常の年会費無料カードでは考えららないほどの特典が、リボ専用カードの魅力であり、また、誰電も持ちやすいように審査基準も低めに設定されているようです。

実は、この「リボ専用カードをお得に使う方法」が存在します。
その方法とは「ショッピング利用限度額 = 毎月のリボ支払額」に設定してしまうのです。

例えば、クレジットカードのショッピング利用限度額が20万円だったら、毎月のリボ支払額を20万円に設定します。すると、すべての支払いが強制的に一括払い(リボ1回払い)になります。

リボの1回払いには手数料がかかりません。
よって、リボ手数料が一切取られることなく、年会費無料で特典も多いクレジットカードを使うことができるというわけです。