JCB GOLD EXTAGE
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20代限定のゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE(ゴールドエクステージ)」は、通常のJCBゴールドに負けない特典やサービスを提供しながらも、年会費を引き下げたコストパフォーマンスの高いカードです。
年会費は3,300円(初年度無料)で、通常のJCB GOLDの3分の1の年会費となっています。(家族会員は1名無料、2人目から1,100円)
申込み資格は「20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方(学生不可)」となっており、30歳以上の方は対象外です。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
JCBゴールドエクステージの特徴
20代限定のゴールドエクステージは、「将来的にJCBゴールドカードの顧客になってもらいたい」という狙いがあります。
つまり、20代のうちは出血大サービスで、コストパフォーマンスの高いゴールドカードが格安で持てるということです。
特典やサービスを見ても、年会費3,300円を圧倒的に上回っていることがわかります。
初回更新時(5年後)にJCBゴールドに自動切り替え
JCB GOLD EXTAGE(ゴールドエクステージ)は、20代限定のゴールドカードです。
初回更新時(5年後)に、自動的に通常のJCBゴールドカードに切り替わります。
クレジットカードの有効期限は5年間です。
つまり、29歳のときにJCB GOLD EXTAGEに入会すれば、34歳まで年会費の安いエクステージカードを使うことができ、35歳から通常のJCBゴールドに切り替わります。
JCBゴールドエクステージは、ゴールドカードの特典を20代でいち早く体験できる、いわばボーナスカードだと私は思っています。
20代のうちにゴールドエクステージを作っておけば、誰でも最低5年は格安でゴールドカードの特典を体験できることになります。
初回更新時(5年後)に、年会費を払う価値がないと思えば解約し、払う価値があると思ったら、JCBゴールドカードにアップグレードして継続利用すれば良いと思います。
使うほど貯まるポイントサービス
JCBが提供するポイントサービス「Oki Dokiポイント」は、カード利用1,000円ごとに1ポイントが還元されるシステムです。
貯めたポイントは1ポイント=約5円でカタログギフトやnanaco、Tポイント、そしてJCBギフトカードなどと交換できます。
JCBゴールドエクステージの場合は、Oki Dokiポイントの還元率が通常の1.5倍です。
通常は1,000円=1ポイント還元ですが、ゴールドエクステージはその1.5倍となる、1,000円=1.5ポイントが還元されます。(1pt=5円とした場合の還元率0.75%)
さらに入会後3ヶ月間はポイント3倍です。(還元率1.5%)
最初の3ヶ月は、徹底的に使い倒すようにしたいところです。
Amazon、セブンイレブン利用でポイント3倍以上
通常は1,000円につき1ポイント還元のOki Dokiポイントですが、「ORIGINAL SERIESパートナー」に加盟しているショップで利用すると、ポイントが2倍以上付与されます。
実はこの、ORIGINAL SERIESパートナーがすごいのです。
■ポイント2倍のストア(ポイント還元率1.0%)
昭和シェル石油、エッソ、ほか多数
■ポイント3倍のストア(ポイント還元率1.5%)
セブンイレブン、イトーヨーカドー、Amazon.co.jp、ほか多数
そのほか、JCBトラベルでの旅行予約ならポイント3~5倍、またスターバックスのスターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでポイント10倍をゲットできます。
セブンイレブンやAmazon、スターバックスをよく利用する方は、ポイント還元率が一気に高くなるので、効率よくポイントを貯められます。
また、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」を経由して買い物をすると、最大20倍のポイントが貯まります。
Oki Dokiランドには、楽天市場やYahoo!ショッピングなど、人気のストアが多数参加しています。
■海外の利用でも2倍
旅行に強いJCBならではの特典として、海外でのJCBカード利用時に限り、ポイントが2倍になります。(還元率1.0%)
ディズニーリゾートの利用でポイント10倍
JCBは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーに参加しているので、ディズニー関連の優待特典も用意されています。
JCBトラベルで、ディズニーホテルや東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルに宿泊するパッケージプランを申込み、JCBゴールドエクステージで旅行代金の支払うと、Oki Dokiポイントが10倍もらえます。
Oki Dokiポイントは1ポイント約5円相当なので、還元率はなんと5%です。
このサービスは、カードを持っている本人が旅行に参加しなくても、申込みと支払いさえすれば適用になります。家族サービスや友人・知人へのプレゼントにも利用できます。
ディズニーへの旅行が実質5%割引で利用できるのは、オフィシャルスポンサーであるJCBカードならではの特典といえるでしょう。
最高5,000万円の保険を装備
国内・海外旅行時に必要な保険も完備されています。
旅行代金をゴールドカードエクステージで支払うと、最高5,000万円の旅行保険が適用されます。
旅行時のトラブルやケガも、JCBがしっかりと補償してくれるので、安心して旅行にでかけられますね。年会費3,300円のクレジットカードで、5,000万円規模の保険が付帯されているのは、ほかのカードと比較しても非常にお得です。
また、JCB GOLD EXTAGEには、ショッピングガード保険も付帯しています。
JCB GOLD EXTAGEで購入した商品がもし破損や盗難にあっても、購入日から90日以内なら年間200万円までJCBが全額補償します。
空港ラウンジが利用可能
国内の主要空港に設置された、空港ラウンジが無料で利用できます。
空港ラウンジは落ち着いた雰囲気で、フライトまでの時間をゆっくりとすごせる場所です。
施設内では、ソフトドリンクやインターネットの無線LANが無料で利用できるほか、各種雑誌なども読み放題です。
また、有料でアルコール販売やFAXサービスも使えます。
プライベートでもビジネスでも、空港ラウンジの利用価値はとても高いです。
ETCカード・QUICPayも無料
高速道路の料金所がスムーズに通過できるETCカードを、無料で発行できます。
ETCカードを通じて発生した高速道路の利用料金ももちろん、ポイント還元の対象です。
また、コンビニなどで支払いがスムーズな電子マネーの「QUICPay(クイックペイ)」も無料でつけられます。
QUICPay(クイックペイ)は、専用カードの発行はもちろん、クレジットカードとの一体型として発行もできるので、たいへん便利です。
JCBゴールドカードとの違いは?
カード | JCB GOLD | JCB GOLD EXTAGE |
---|---|---|
年会費 | 11,000円 | 3,300円 |
ポイント還元 | 1.0倍 | 1.5倍 |
旅行保険 | 最大1億円 | 最大5,000万円 |
ショッピングガード保険 | 年間500万円 | 年間200万円 |
ゴールドカード専用デスク | あり | あり |
JCBゴールドカードとゴールドエクステージの比較は、上記のとおりです。
年会費やポイント還元率は、ゴールドエクステージが圧倒的有利です。
しかし、その分省かれている点に、ゴールドカードに比べて保険関係が見劣りするところがあります。
また、同じく29歳以下の方だけが持てる一般カード「JCB CARD EXTAGE」もあります。こちらは年会費無料で使えます。
カードブランドはJCBのみ
JCBが直接発行しているカード(プロパーカードといいます)なので、カードブランドはJCBのみです。
JCBカードは国産のカードブランドで、国内外での普及率が高いのが特徴です。
JCBカードが使えないシーンはごくわずかで、どんな場所でもクレジットカードを使えます。
また、JCBのプロパーカードは旅行やディズニーに強い点も大きな魅力でしょう。
絶対におすすめしたい20代限定ゴールドカード
20代限定のゴールドカードだけに、もしあなたが20代なら絶対におすすめしたい一枚です。
通常のゴールドカードと比較して、年会費は3分の1、そしてポイント還元率は1.5倍となっており、たいへんお得です。
空港ラウンジや5,000万円の旅行保険が付帯して、年会費3,300円のカードはまず見当たりません。
初回更新時(5年後)に、自動的にJCBゴールドカードに切り替わりますが、有効期限は5年間となっているので、20代のうちに作っておくと、最低でも5年はゴールドエクステージが使えます。
デメリットとしては、一部の特典が省かれている点です。
旅行保険、ショッピングガード保険の金額が引き下げられているなどのマイナス部分はあります。
このあたりは、年会費が安いぶん仕方ないと割り切るしかありません。
ちなみに、通常のJCBゴールドカードは20代でも申し込めます。
お得感はエクステージのほうが高いですが、しっかりとした保険がほしい方は、JCBゴールドカードに申し込むのも選択肢のひとつです。
