ANA JCB ワイドゴールドカード
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ANA JCBワイドゴールドカードは、ANAとJCBの提携によるゴールドカードです。
通常のANA JCBの提携カードにはない、ワイドゴールドカードならではの特典として、旅行保険枠の拡大や、楽天Edyチャージによるマイル還元特典が追加されています。
ANAの航空機に乗る機会が多い方や、電子マネー「楽天Edy」を使う機会が多い方であれば、ANA JCBワイドゴールドカードならではの特典をフル活用できると思います。
目次
ANA JCBワイドゴールドカードの特徴
最も大きな特徴はなんといっても、ANAマイルによる還元です。
マイルがザクザク貯まる、これがANA JCBワイドゴールドカードのメリットです。
マイルが貯まる、実質還元率は2.4%
ANA JCBワイドゴールドカードを利用することで、とにかくマイルが貯まります。
基本サービスは、ANAの航空機に搭乗することでもらえる「区間基本マイレージ」が+25%となる還元サービスです。
また入会後は以下のようなボーナスマイルがもらえます。
- 入会ボーナス 2,000マイル
- カード継続ボーナス 2,000マイル(毎年)
中でも継続ボーナス2,000マイルは毎年もらえるのが特徴です。
さらに、ANA JCBワイドゴールドカードでは提携カードならではのマイル付与があります。
■Oki Dokiポイントの交換
JCBが展開しているポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が貯まります。
Oki Dokiポイントはカード利用金額1,000円につき1ポイント貯まりますが、このポイントを「1Oki Dokiポイント = 10マイル」に交換できます。
ANAのマイレージ1マイルの価値は、最低でも1.2円と言われているので、実質的なポイント還元率は1.2%になります。
■ANAカードマイルプラス
ANAカードマイルプラス提携店にてカード支払いを行うと、100円ごとに1マイル(店舗によっては200円ごとに1マイル)が付与されます。
提携店は、ANAでの搭乗券購入等のサービスの他、百貨店の高島屋、ガソリンスタンドのENEOS、出光など多数です。
ANAカードマイルプラスは、前述のOki Dokiポイントプログラムとは別で付与されるので、提携加盟店で使用した場合、実質的な合計ポイント還元率は2.4%となり、非常に高還元であることがわかります。
楽天Edyチャージでマイルが貯まる
ANA JCB ワイドゴールドカードでは、クレジットカードに楽天Edyを一体型で付けることができます。そして、電子マネー「楽天Edy」のチャージ200円につき1マイルが貯まります。
この特典は、ANA JCB ワイドゴールドカード以上のクレジットカード限定の特典なので、ANA JCBの一般カードではこのサービスは使えません、かなり美味しい特典です。
また、楽天EdyのチャージはOki Dokiポイント還元の対象外となります。
電子マネーのチャージでポイント還元が行われるクレジットカードは少ないので、Edyチャージでマイルが貯まるこのサービスは、口コミでも大変人気です。
最高1億円の旅行保険を付帯
ANA JCB ワイドゴールドカードならではの特典は、保険サービスの拡充でも反映されています。
旅行保険は、国内旅行保険が最高5,000万円、海外旅行保険は最高1億円が付帯します。
また、合わせて最高5,000万円の国内航空傷害保険も付帯します。
最高5,000万円の国内旅行保険や、最高1億円の海外旅行保険は他の提携カードには付帯されない、ゴールドカードランク以上の限定サービスです。
ワイドカードならではのサービス
下記の特典は、ANA JCBワイドカード共通のサービスです。
ANA JCB ワイドカード(一般)には付帯するサービスですが、通常のANA JCBの提携カードには付かない特別優遇サービスとなっています。
ビジネスクラスカウンターでチェックイン
ANAが運行する国際線を利用する時、エコノミークラスを使う場合でも、特別に「ビジネスクラス専用のカウンターでチェックイン」できます。
国際線のエコノミークラスカウンターは混みあう事が多く、長い列に並ばなければなりません。
一方、ANA JCBワイドゴールドカードを持っていれば、エコノミークラスに搭乗する場合でも、ビジネスクラス用のカウンターでの余裕のチェックインが可能です。
空港内免税店にて10%OFF
ANAグループが運営している空港内の免税店にて表示価格よりもさらに10%OFFでお買い物ができます。素直に嬉しい特典ですね。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの優待
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンに直接ホテルを予約した場合に限り、朝食無料サービスが受けられるほか、ウェルカムドリンク(国内)がもらえます。
ANAカード共通のサービス
以下の特典は、JCBとANAの提携カードすべてに共通するサービスです。
もちろん、ANA JCBワイドゴールドカードにも適用される特典となっています。
- カード会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」を利用可能
- ANA国内線・国際線の機内販売を10%OFF
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパンにて宿泊割引
- 空港内店舗「ANA FESTA」で10%OFF
- ANA国内・海外ツアーを5%OFF
- ショッピングサイト「ANAショッピング astyle」にて5%OFF
いずれも、ANAが展開しているサービスを利用する機会が多い方にとっては嬉しい特典です。
特に空港内での店舗など、飛行機に乗る機会が多い人にとっては、メリットが大きいと思います。
JCBゴールドカードならではの特典
これだけでも十分すぎる特典があるANA JCBワイドゴールドカードですが、JCBとの提携カードのなので、JCBゴールドカード独自のサービスも利用可能です。
年間最高500万円のショッピング保険
ANA JCBワイドゴールドカードを使って買った商品が万が一、破損してしまったり盗難にあった場合でも、購入日より90日以内であれば、年間最高500万円までJCBが補償してくれるショッピング保険サービスが付帯しています。
ショッピング保険は、国内・海外を問わないので、海外で買い付けた商品や、旅行先で買って持って帰ってきた商品にも保険が適用されます。
国内の主要空港ラウンジが無料
国内の主要空港にある20ヶ所以上の空港ラウンジを、無料で利用できます。
空港ラウンジ内では、インターネット無線LANや、無料のソフトドリンク、雑誌類が提供されており、搭乗時間までの間、ゆっくりと時間を過ごせます。
空港ラウンジの無料利用サービスは、JCBゴールドカードによる特典なので、ANAが運営していないラウンジでも利用可能です。
ゴールドカード専用デスク
一般カードの回線では混みあうことの多いサポートデスク。
時間帯によっては20分以上JCBの担当者に電話が繋がらないことも少なくありません。
しかし、ANA JCBワイドゴールドカードの場合は「ゴールドカード会員専用デスク」が利用できるので、待ち時間が少なく、いつでもスムーズに担当者に問い合わせができます。
こういったちょっとしたサービスも、ゴールドカードならではの大きな特典ですよね。
ETCカード・QUICPayも無料
高速道路の料金所がスムーズに通過できるETCカードを無料で発行できます。
ETCカードを通じて発生した高速道路の利用料金ももちろん、Oki Dokiポイント還元の対象です。
また、コンビニなどで支払いがスムーズに行える電子マネーの「QUICPay(クイックペイ)」も無料で付けられます。
ただし、ANA JCB ワイドゴールドカードに限っては、チャージでマイルの還元がある楽天Edyを中心に使うのが賢明といえるでしょう。
年会費や申込み資格はどう?
ANA JCB ワイドゴールドカードの年会費は14,000円+税です。(家族カードは4,000円+税)
正直言って、ゴールドカードの中では年会費はやや高い方に分類されます。
ただ、これだけの様々な特典は他のゴールドカードを超越していると言えるので、特典が豊富な分、年会費も高いという印象です。
ただし、ANA JCB ワイドゴールドカードには「カード継続ボーナス」が毎年2,000マイル(約2,400円相当)がもらえるので、実質的な年会費は12,000円程度となります。
申込み資格は「20歳以上で本人に安定継続収入のある人(高校生は不可)」となっています。
ANAマイルがさくざく貯まるコスパの良い1枚
口コミでも人気が高いゴールドカードです。
JCBゴールドカードやワイドゴールドカードならではの優待特典もそうですが、人気の特典はなんと言っても楽天Edyのチャージでマイルが貯まることです。
また、基本マイル+25%を始めとするANAマイルの貯まりやすさも、飛行機に乗って旅行や出張に行く機会が多い人にとってはメリットが多いと言えます。
年会費は14,000円+税と、ゴールドカードの中では高い方です。
ただし毎年もらえる継続ボーナス2,000マイル(1マイル1.2円で換算すると2,400円相当)がもらえることを考えると、実質的な年会費は12,000円程度となります。
通常のJCBゴールドカードの年会費が10,000円+税なので、ANA JCB ワイドゴールドカードの特典内容を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いのではないかと思います。
ANA JCBワイドゴールドカードの口コミ

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