学生におすすめの三井住友カードを比較、社会人になると切り替えが必要なのは?
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クレジットカードには年齢制限があり、18歳以上(高校生不可)しか申し込みできません。
そのため、大学や専門学校へ進学したタイミングで、新規にクレジットカードを申し込む人は多いです。
買い物の支払いにクレジットカードを使っている先輩や友人がいると「自分もそろそろクレジットカードを持った方が良いかも…」と思い始めます。
数多くあるクレジットカードのなかで、三井住友カードは名前だけでも聞いたことがある人は多いと思います。
TVCMなどで知名度が高く、ブランド力がある定番のクレジットカードなので、初めての人でも安心して使えます。
そんな三井住友カードですが、実は学生向けの特別なクレジットカードカードを発行しています。
一般カードと比較しても、かなりお得なスペックです。
また学生カードは総利用枠が「10~30万」と、一般カードの「10~80万」と比較して低いので、使い過ぎの防止にも役立ちます。
目次
三井住友カード デビュープラス
デビュープラスカードのスペック
・18歳~25歳限定
・年会費:初年度無料、2年目以降も年1回の利用で無料
・いつでもポイント2倍
・入会後3ヶ月間はポイント5倍
・26歳以降の更新でプライムゴールドカードに切り替え
学生専用特典
特になし
はじめてクレジットカードを持つ学生に評判なのが、「三井住友カード デビュープラス」です。
ネット申込みで最短翌営業日のスピード発行が可能です。
入会資格が18歳から25歳の人と年齢制限を加えることで、その分、お得な特典を提供しています。
デビュープラスカードの大きな特徴として、通常の三井住友カードと比較してポイントが2倍貯まることです。(還元率は1~3%)
さらに入会後3ヶ月はポイントが5倍となるため、還元率が2.5%にまで跳ね上がります。
大学生や専門学生になると、自分のお金での買い物や飲み会の機会が増えます。
そのため、値引きのない飲食代や酒類なども含めて、ポイントによって実質的な値引きが受けられるのは助かります。
年会費は初年度無料、2年目以降も年1回以上使えば、ずっと無料で使い続けられます。
(1年に一度も使わなかった場合は年会費として1,375円がかかります。)
26歳以降の更新時にプライムゴールドへ切り替え
デビュープラスカードは、26歳になった後の更新で、自動的に「三井住友カード プライムゴールド」に切り替わります。
プライムゴールドカードは、20代限定のゴールドカードです。
一般的な三井住友カードよりも特典やサービスが充実しており、26歳にしてゴールドカードデビューできます。
さらにプライムゴールドカード会員は、30歳になってから最初のカード更新時にゴールドカードにアップグレードされます。
そのため「若いうちにゴールドカードを持ちたい」と思う人は、まずはデビュープラスカードからスタートして、プライムゴールドカード → ゴールドカードとステップアップしていくのが近道です。
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三井住友カード
三井住友カードのスペック
・旅行保険付帯
・年会費は初年度無料(オンライン入会)、2年目以降は1,375円(割引特典あり)
学生専用特典
・年会費は在学中無料
三井住友カードのド定番カードが、三井住友カードです。
本来、三井住友カードと言えば、「三井住友カード」を指します。
目立った特典としては「海外旅行保険」が付いていることです。
海外旅行に行く際、旅行会社からすすめられる旅行保険にお金を払っていませんか?
三井住友カードで旅行代金を支払うと、自動的に最高2,000万円の海外旅行保険が付くため、旅行時に有料の保険を買う必要がなくなります。
ポイント還元率は0.5~2.5%と、デビュープラスカードに劣ります。
ただし「定番の一枚」として、年齢や利用シーンを問わず、どんな場所でも使えます。
三井住友カードの年会費は、初年度無料(オンライン入会)、2年目以降は有料です。
しかし、学生カードに関しては2年目以降も「在学中はずっと年会費無料」で使えます。
卒業後は同じカードを継続利用可(年会費は有料)
デビュープラスカードとは違い、三井住友カードには年齢制限がありません。
そのため、ある年齢に達したら、別のクレジットカードに切り替わることがなく、カードの有効期限を迎えても、更新カードは三井住友カードのままで変わりません。
ただし大学や専門学校を卒業後は年会費が有料(1,375円)になります。
学生用カードの申し込みには、卒業予定年を記入する欄があります。
そのため、卒業予定年度を迎えた後は、自動的にカードの年会費が有料になります。
ちなみに大学院への進学や留年などで、学校にまだ学籍がある場合は、カード会社に連絡をすれば、引き続き学生カードとして利用できます。
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三井住友カードをお得に使う活用術
三井住友カードの申込みを躊躇する理由には「お得感の低さ」があると思います。
一般カードで年会費永年無料のクレジットカードは多く、さらにポイント還元率も高いカードはよく見かけます。
それでも三井住友カードならではの「ステータス性」や「(特にデビュープラスカードの)育てる楽しみ」は捨てがたい魅力です。
三井住友カード所有者の私が、少しでもお得にクレジットカードを使うためのちょっとしたコツについて紹介したいと思います。
後払い型電子マネーiDも使える
三井住友カードは電子マネーの「iD」と相性がいいのも特徴です。
iDをカードに一体型として付帯できるので、コンビニの支払いなどでは、カードをかざすだけで、すぐに支払いが完了します。
もちろん、iDで支払った金額もポイント還元の対象になります。
三井住友カードで貯まるポイントは、「Vポイント」です。
通常は200円につき1ポイントのところ、三井住友カード デビュープラスは、200円で2ポイント、入会後3ヶ月は5ポイントも貯まります。
Vポイントは、1ポイント=約1円の価値があります。
オンラインギフトカードとの交換や他社ポイントへの移行(WAON、楽天ポイント、dポイント、au PAY)に使え、ポイントの使いみちに困りません。
個人的におすすめのポイント交換先は「iDバリュー」です。
電子マネーiDの利用額にVポイントを充当できるので、実質的な値引きになります。
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ポイントUPモールでさらに爆増する還元率
三井住友カードが運営する「ポイントUPモール」を経由してネット通販を利用すると、さらにポイント還元率がアップします。
ポイントUPモールには、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングやエクスペディアなど、数多くのネットショップが参加しています。
利用方法はとても簡単です。
1.ポイントUPモールにアクセスする
2.楽天市場など目当てのショッピングサイトに移動する
3.いつも通り買い物
4.支払いに三井住友カードを使う
利用額に応じたポイントアップ
楽天やAmazonなど大手ショッピングサイトでも、2倍にアップするので、忘れずに活用したい特典となっています。
私が個人的に三井住友カードが使えると思うワケ
私自身も、三井住友カードの長期愛用者です。
ポイント還元率など、総合的に見るとお得感は少ないのですが、クレジットカードのド定番という安心感と、利用シーンを選ばず使えることから、重宝しています。
クレジットカードを使う機会が増えると「このカードは人前で出しにくい…」と感じる場面に必ず出会います。
特にキャラクターカードを利用している人にとっては、それは顕著だと思います。
そんなときでも、三井住友カードであれば、悪目立ちせず、スマートに会計できます。
◯社会人になったら、人前に出しても恥ずかしくないクレジットカードを持ちたい。
◯将来的にゴールドカードを手に入れたい。
と思う人は、学生のうちから三井住友カードを持つメリットは大きいと思います。
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